「アイドル」の向こう側

㊗️文俊辉さんお誕生日㊗️
 
せんいるちゅかへよちゅかへよ〜🎶たしぬんせんいるん〜🎶ちゅか〜は〜むにだ〜〜〜〜〜〜🎶🎶🎶(大声)
 
いや〜〜〜〜〜〜めでたい。生まれてきてくれて、アイドルになってくれて、今日までアイドルを続けるという選択をしてくれて、明日からもアイドルでいてくれそうで感謝。
そしてわたしに新たな世界を見せてくれて、トキメキをたくさんくれて、とにかくサンキュー!!!!!謝謝!!!!!!!!コップンカー!!!!!!!(🇹🇭)
日々愉快なことばかりでは生きてはいけない世界だけど、それでも幸せや楽しさが一ミリでも上回るような一年になりますように。
頼んだよ、神様。
 
さてアイドルを応援してきて短くない時間が経ったけど、ジュンさんに出会ってから改めて「アイドル」というものについて勝手にたくさん考えたりしました。
それほどジュンさんってアイドルとして魅力的なんだよ、、、
 
そもそも「アイドル」ってすごく曖昧で抽象的なものだなと思う。きっと起源を調べれば世界最初のアイドルはわかるだろうし、引退したのにも関わらず伝説と呼ばれ続けるアイドルもいるものの、それでもアイドルの定義は?と聞かれると、たぶん人によって答えがバラバラになる。
誰かを笑顔にするのがアイドルだ!と答える人もいれば、完璧なパフォーマンスをするのがアイドルだ!と言う人もいる。ノースキャンダルで素行が良い人こそアイドルだと言う人もいる。
KPOPアイドルではないけれど、わたしが数年応援し続けているアイドルは本を書いて賞をとって、さらに戯曲も書いて、舞台とドラマに出て、CDを出して、コンサートでは歌って踊ってる。それでも彼は自分のことをアイドルだと言うし、わたしもそう思い続けてる。
 
こうなるともはや何でもありの世界。だからこそアイドルという器の寛容さが面白くもあるし、時に苦しくもあるのかな。
スポーツ選手なら1回でも多く勝つこと、営業なら1件でも多く契約を取って1円でも多く稼ぐこと、俳優なら物語に没入させたり観客の心を動かす演技をすること、みたいなそれぞれの職業の「こうあるべし」的な定義がぼんやりとでもある一方で、「アイドル」はそういうものが見えにくい。
 
……いや、定義はあるんだけど、その定義が人によって違う と言ったほうが正しいかも?とにかくそんな状況だからこそ、アイドルである人間は自分で「アイドル」を定義して、その実現のために努力をしているのかなと最近は思ったり。そしてファンも同じように自分で「アイドル」を定義して、その定義に近い人間をアイドルとして応援しているのかなと思ったり。
 
前置きが長くなったけれど、ジュンさんを見ていて特に考えたのは、アイドルとこちら側の位置関係について。
アイドルである人間とファンであるわたしは、お互いに向き合ったり見つめあったりしてるのではなくて、「アイドル」という得体のしれないものをお互い違う方向から見ているのではないかと思うようになった。
 
例えばわたしが時計盤でいう6時の方向から、中心にある「アイドル」という概念を見ているとき、アイドルである人間もまた3時とか9時とか10時10分とか、とにかく色々な方向から同じように、中心にある「アイドル」というものを見つめているんじゃないか、ということ。もしかしたら平面だけじゃなくて縦にも広がった空間のどこかからその中心を見ているのかもしれない。
 
結局、何が言いたいかというと、
ジュンさんは、ある日わたしがアイドルというものを見つめてみたとき、その向こう側にいた という表現がしっくりくる人です。
 
6時の方向にわたしが立っていたとすれば、ジュンさんは12時の方向に立っていてくれた。
立っている場所が違うから、お互いが見ている形は違う。けれど「アイドル」というものをそれぞれのやり方でなんとか解像度を高くしようとしていて、わたしが目を凝らした瞬間、向こう側にいるジュンさんを見つけた。
わたしは6時の方向からアイドルを見て、「わたしが応援したいアイドルはこんな感じ」とアイドルを定義し、ジュンさんもまた12時の方向からアイドルを見て、自分の方向性を定義していた。その裏表が偶然一致した。そんな感覚。
 
具体的に何がどう一致したのかがうまく書ければそれこそ誕生日ブログっぽくなるんだと思うけど、書こうとしたらジュンさんのお誕生日ブイライブが始まったので思考が止まってしまった。(そんなギリギリに書くな)
息をのむくらい整ったビジュアルはもちろん、決して多くは語らないけど「アイドル」や自分が表現することに対して前向きであろうところ、
こちらに対して誠実でいてくれるところ、自分と同じくらい周りを大切にしているところ、パフォーマンス中の表情管理、歌声、ダンス、
予測不可能な行動のチャーミングさ…ジュンさんの好きなところは書ききれないくらいあるし、誕生日じゃなくても愛情表現はできるので今日はこの辺で。
 
 
正直、もっと早くジュンさんやSEVENTEENに出会っていたかったなあと思うことも多い一年だったけれど(今回のカムバ前の動きを見るといつにも増してそう思う)、
多分一年前のあのタイミングでなければ、「アイドル」の向こう側にジュンさんを見つけることはできなかった。
その時まで恐らくわたしはジュンさんの反対側にいなかっただろうし、タイミングを逃せばジュンさんの反対側を通り過ぎた可能性もあった。もしかするとジュンさんだって違う場所にいたかもしれない。だからやっぱり、出会えた日はいつであれ愛しいしありがたいのですよ。
 
長くなりましたが、この一年、ジュンさんはわたしが見たかったアイドルをたくさん見せてくれた。
あの日、「アイドル」の向こう側にジュンさんがいてくれて本当に良かった!
 
改めて、お誕生日おめでとう!!!!!!!!
ジュンさんが「アイドル」の向こう側で幸せを感じる日々が、夢を叶えていける日々が1日でも長く続きますように。
 
写真は渋谷のHMVでグッズ宣伝隊長として働くジュンさんです。

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